クリスマスパーティ反省会【最高1538,最終152x】

こんばんは。シベリアです。

従来受けまわしばかり使っておりましたが、色々な構築を使いプレイングの幅を広げつつ、ウルトラバーストして陽キャを目指したい所存でございます。

そして、12月25日はクリスマス。
乗るしかない、このビッグウェーブに…




というわけで、24日25日はこんなパーティでシングルレートに潜ってみました。
右端が不穏


コンセプトを重視しつつ、勝てるように考えたので良かったら見ていってください。少し変わった型のポケモンもいます。
右端が不穏



個別解説


メブキジカ@たべのこし
てんのめぐみ
ようきASベース(H44,A252,B4,D12,S196)
ずつき/じだんだ/でんじは/みがわり

本構築のトナカイ枠。
トナカイということでニックネームを「きだGMほさ」にしました。
見ての通り「でんじは」と「ずつき」によるまひるみ型です。
「みがわり」で痺れ待ちして11交換+αを狙います。
「じだんだ」は電気タイプに対しでんじは不発の際に2倍になるかと思い採用していましたが、草タイプには電気も地面も投げづらいですよね。相性補完としては優秀でしたが。

率直な感想として、このポケモンは思ったより強かったです。
HSベースと迷いましたが、技威力が低いのでAには振ったほうが良さそうです。
いじっぱりスカーフなんかも面白そうです。

調整は、H16+1(161)、Sが準速100族抜きです。

選出率は4位。


デリバード@きあいのタスキ
やるき
むじゃきCSぶっぱ(H4,CS252)
こごえるかぜ/こおりのつぶて/みちづれ/きりばらい

サンタ枠。残念ながらミラーはしませんでした。
「こごえるかぜ」のS操作から「きりばらい」の回避率ダウンで起点を作ったり、「みちづれ」で11交換を狙います。
殆どうたなかった「こおりのつぶて」の枠を「カウンター」に変えたほうが良さそうだったのですが遺伝していなかったので諦めました。

回避を下げて何をするのかはお察しください。

選出率は5位。
もっと活躍できるポケモンだと思うので活かしてあげられなくて実力不足を痛感しました。
このポケモンの構成に関しては後程もう少し考察します。


キュワワー@ねばりのかぎづめ
ヒーリングシフト
ずぶといHBベース(H252,B220,S36)
まきつく/ちょうはつ/やどりぎのタネ/こうごうせい

リース枠。かつ地雷枠。
カバルドンでステロあくびされるだけで崩壊するような気がしたのでなんとか対策をしようと考えた結果生まれた謎のポケモン。
「ちょうはつ」で展開を阻止したうえで拘束して砂も枯らそうという作戦でした。
なんと「ちょうはつ」されたカバルドンはほぼ居座らないのでなんの役にも立ちませんでした。

と、ここまでは机上論ポケモンにありがちな失敗で終わりそうだったのですが、たまたま交換際に「まきつく」が入ったラッキーをそのまま完封できてしまい耐久ポケモンにめっぽう強いことが発覚。活路を見出しました。

「ねばりのかぎづめ」は「まきつく」の拘束ターンが延長します。ストーリーでなぜかグズマさんがくれるアイテムですが、そうでもなきゃ入手することもなさそうです。
ちょうはつで回復を制限してやどりぎのたねと合わせて削り切れる計算です。
ラッキーやソーナンスなどの耐久が高く処理が難しいポケモンを綺麗に処理できるのが偉いですね。

調整は、Sを最速テッカグヤ・ギルガルド抜き(起点阻止のため)
残りはカバルドンの地震意識でHB。

選出率は6位。
なお「まとわりつく」は覚えません。

スターミー@ミズZ
しぜんかいふく
おくびょうCS(H4,CS252)
なみのり/れいとうビーム/10まんボルト/でんじは

星(オーナメント)枠。正真正銘、謎のポケモン
カバルドン意識のミズZ。
はじめは「ねっとう」で運用していましたが、若干火力が足りないのと、追加効果が入らないほうが良いケースを想定して「なみのり」に変えました。
高い素早さと広い技範囲に加えて後続のサポートもできるということで、雑に扱っても強いハイスペックなポケモンだな、と感じました。
選出勝率もぶっちぎりの1位。2Z選出も多かったのでよく頑張ってくれました。

現環境では使う側でも使われる側でもゲッコウガの存在が気になるところですがチャンスは十分にあると思います。
エレキフィールド10万で削れたメガギャラドスを落とせなかったのが切ない。

選出率は3位。

ファイアロー@ゴツゴツメット
ほのおのからだ
むじゃきBSベース(H44,A60,B252,C4,S148)
かえんほうしゃ/おにび/はねやすめ/さきどり

耐久型なのに耐久に加工補正がかかっている謎のポケモン。
物理攻撃技がないのにCよりAに努力値を割いているのも謎ポイント。

現環境では対策必須なミミッキュに後出しで勝てるように調整しました。
じゃれつくは半減なのでシャドークローを打つだろうという場面で「さきどり」を決めて気持ち良くなろうという魂胆でした。

うまくいったかって?
それはみなさんの想像にお任せしますが、ひとつだけ…
相手依存の勝ち筋は勝ち筋とは言わないんですよ。


「さきどり」は決まらなくてもミミッキュには勝てたのでこの枠を「おいかぜ」や「ちょうはつ」または飛行タイプの攻撃技などに変えるのが良さそうです。

選出率は2位でしたが、役割が多すぎたのか勝率は伸びませんでした。

ってそれじゃアローじゃなくてカローやないかーい

はい。



デンジュモク@エスパーZ
ビーストブースト
おくびょうCS(H4,CS252)
10まんボルト/めざめるパワー(こおり)/さいみんじゅつ/ほたるび

ツリー枠。
特に言うことはありません。
最初はエナジーボールで運用していましたが、めざ氷のほうが通りが良さそうなので変えました。

ちゃんと「きりばらい」までした合法Z催眠が最速起きトリルみかまいであっさり返されたときは「やっぱ催眠って糞だわ」と思いました。

他人が使う催眠は強い。


選出率は1位。

意外と初手に出した時の勝率がいいみたいです。
スカーフとかを警戒されるんでしょうか。


まとめ

結果としては2日で40戦行い、20勝20敗のイーブン。
最初は勝ち筋がつかめずに1420までレートを落としてしまったので、よく挽回できたほうじゃないかと思います。

ただ、結局のところパーティ単位で重いポケモンが多すぎるので上積みはなさそうです。

主な反省点は2点。
1点目はパーティ構成について。
このパーティは(しいて言うなら)展開構築に該当すると思いますが、基本選出や役割が不明瞭な部分が残っていました。
例えばデリバードは起点作成をするのか11交換を狙うのか、どっちつかずになってしまいました。
両対応とか臨機応変とか言えば聞こえは良いですが、言い換えれば「相手のプレイング依存」になってしまうと思います。
こちらの勝ち筋を押し付ける構築なので、役割や立ち回りをはっきりさせるべきでした。

2点目はプレイングに関して。
攻撃側のダメージ感覚が乏しくミスが多かったです。
本文中にあるスターミーでギャラドスが落ちなかったケースでは、そのまま「りゅうのまい」で全抜きされてしまいました。
このターンは「でんじは」を押してから10万ボルトを打つべきでした。
ほかにも必要のないほたるびを積んでしまったり、挙げればきりがないのですが、事前にある程度の火力の目安はつかんでおかなければいけなかったと思います。


反省点はありましたが、個人的には楽しめたのでALL OK!
1つ勝つことの難しさとかもわかりましたし、いつもと違うパーティを使うのも良い経験になりました。

クリスマスの雰囲気でごまかそうとしても、隠し切れない陰湿さがパーティの端々からにじみ出てしまったことは残念ですが、こういうのを考えるのも楽しかったのでまた機会を見つけてやってみたいと思います。


存外長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。


お正月はさすがに間に合わないかなぁ…



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