S10使用構築:地震メガフシギバナ軸受けサイクル(最高1969)


S10大爆死しましたが、反省と考察を兼ねて使用した構築の記録です。
これといった新奇性はありません。(それも敗因の一端では)



構築経緯

かねて毒キンシガルドの扱いに(謎の)自信があったが、このポケモンでレート2000は乗ったことがないので挑戦することにした。
使用歴のあるガルド入りのパーティでの基本選出である特殊受けのドヒドイデ物理受けのポリゴン2を採用し、この3体を基本選出とした。
この3体の並びではキノガッサヒードランカプ・コケコ等が重くなりがちなのでそれらに対応できる地震もちのメガフシギバナを採用。
ここまでで受け系統のパーティに強い枠がいなかったので、崩しができるらしいボディパヒコウZテッカグヤを採用
最後に、地面枠&構築で重いリザードン対策としてガブリアスを採用した。

個別紹介


なんか電気タイプがやたらときつかったので対電気タイプ性能についても書いておきます。

ポリゴン2

せいかく:ずぶといHB
とくせい:トレース
もちもの:しんかのきせき
ほうでん/れいとうビーム/イカサマ/じこさいせい

普通のHBポリ2。マンダギャラランド等の威嚇持ちには特に強い。中途半端な特殊ATなんかとも打ち合えてとても便利。
前述の通りマンダには基本的に強いが、うまい人は崩し方を心得ているので辛い。
対マンダはHPカツカツなので余計な受け出しができない。

VS電気タイプ:
ボルチェンとかで対面操作されて引かされるとそこから崩されかねない。電気タイプには毒持ちなども多く、安易な受け出しはできない。

ガブリアス

せいかく:ようきAS
とくせい:さめはだ
もちもの:きあいのタスキ→こだわりスカーフ
じしん/げきりん/がんせきふうじ/ステルスロック

テッカグヤとの兼ね合いでステルスロックを搭載。当初はタスキで運用していたが、打ち分けの必要性を感じなかったのでストッパー性能を求めてスカーフに変えた。
悪巧みに繰り出すことで数少ないアーゴヨンの処理ルートとなる。

VS電気タイプ:
大抵の電気タイプがめざ氷完備なので、地面枠としてはあんまり信頼できなかった。受け出すのもこわい。

ドヒドイデ

せいかく:おだやかHD
とくせい:さいせいりょく
もちもの:コオリZ
ねっとう/どくどく/くろいきり/じこさいせい

特殊受けとして採用。炎技持ちの特殊ATはガルドで見切れないので補完は良好。
コオリZはトリックの対策になったり、挑発されても能力リセットや回復ができるようになって便利。
フェアリーのいないこのパーティでのジャラランガの対策枠でもある。大抵、対面では初手挑発→ジャラZの動きなので、2ターン目にZくろいきりを押す。
なお、Z+C↑スケイルノイズは耐えないので後出しはできない。

VS電気タイプ:
再生力を盾に無理やりボルチェンに受け出したりもした。
正直対電気に関しては一番信頼していたかもしれない。ただし、受かってはいない。
どうしてこうなった。

ギルガルド

せいかく:おだやかHS
とくせい:バトルスイッチ
もちもの:たべのこし
どくどく/キングシールド/みがわり/シャドーボール

扱いに自信がある(笑)毒キンシガルド。
HP黄色で身代わりない状態から死に出しメガリザXを突破したりして勘違いしてしまった。
刺さってないときの方が強い(と思っている)という珍しいポケモンで、逆にこのポケモンで見なきゃいけない枠とかがあると動きづらくなってくる。

VS電気タイプ:
下から身代わり割って早いのだすのやめて。

フシギバナ

せいかく:ずぶといHぶっぱBCDS適当
とくせい:しんりょく→あついしぼう
もちもの:メガストーン
こうごうせい/やどりぎのタネ/じしん/ヘドロばくだん

たまたまボックスにいた6世代産6Vフシギバナ。調整も6世代当時の物で調整意図も不明な点が多い。
Sは4振りFCロトム(86族)抜きで割と素早さに割いてあるが、FCロトムのボルチェンを考慮するならSを落としたほうが良い。
若干早いのが時々刺さって変えられなかったが、それならそれでもっと伸ばすべきだと思うし据え置く選択は正直甘かった。
じしんドランゲンガーを意識して採用したが、火力が足りなくてしょうもなかった。ドランにはメガシンカしないと受け出しができず、初手出しを強要されるのが今にして思えば致命的。このポケモンで見てはいけないレベル。
とはいえ、役割対象と思われる範囲には無難に強かった。ただ、じしんを持っても役割対象の拡張はなしえなかったということ。

VS電気タイプ:
地味にボルチェンが痛い。

テッカグヤ

せいかく:おくびょうCS
とくせい:ビーストブースト
もちもの:ヒコウZ
エアスラッシュ/やどりぎのタネ/みがわり/ボディパージ

崩し枠。レート上がらないうちは刺さったが、1800超えたらまあなんかうまく流される。
ただパーティでは唯一といってもよい虚を突ける構成のポケモンなので刺して勝った試合は多いと思う。

VS電気タイプ:
ボルチェン持ちの電気タイプには試合中突然さかさバトルにでもならなきゃ勝てない。

結果と感想

ボルチェンが辛い


最高1969最終は16台(このパーティは捨てた)。
最終日の時点で1605しかレートがなく最後の追い込みをすることさえできないという悔しいシーズンとなった。

1950あたりまで行けた時点で2000到達も時間の問題かと思ったが、そこから勝てなくなってしまった。
対戦相手のレート帯が大きく動いたわけではないので、原因はよくわからない。

最高レート達成後をはじめとして何度も大きな連敗をしてしまった。
これも正直まだ原因をつかみ切れていない。そういう時はプレイングも良くないのだろうが、それ以上に構築段階での詰めが甘いのではないかと感じた。


構築としてはやはり地雷というか、有利不利関係を覆すような仕掛けが足りなかったように感じる。
普通のポケモンで安定行動をしているだけでは、相手の想定通りに崩されてしまう。

テッカグヤを通して勝つ試合が多かったが、こういった動きのできるポケモンがもう1体は欲しかった。
これはフシギバナもギルガルドもその枠足りえなかったということの証左かもしれない。


環境としては、こちらも最高レート達成した後あたりから身代わりポリゴン2をはじめとする身代わり持ちのポケモンを多く目にするようになり、このパーティではそれらに有効な対策を用意できなかった。

そのタイミングで何かしら手を打つ必要があったのだろうが、新規育成や考察に割く時間が取れず、不信感を抱えたまま潜ってずるずると溶かしてしまった。

自分自身がポケモンたちを信頼できるかどうかはとても大事なことなのだと感じた。
個人的にはこのことが分かっただけでもこのシーズンやこの記事を書いた意味があるかもしれない。


これを書きながら自分の前期の記事を見返してみた。
日頃の行いが良かったからレート2000行けた」といった内容が書かれていた。

思えばS10の私は日頃の行いが悪かったのかもしれない。

S11では一日一善早寝早起きを心掛け、レート2000やその先を目指していきたい。あと電気の一貫は切れたら切る。


…って書いてるのが深夜っていうね

おやすみなさい。

0 件のコメント :

コメントを投稿