ポケモン 構築 単体考察

【S7使用構築】受けサイクルにゾロアーク突っ込んでみた【最高2072,最終2043】

はじめに

こんばんは。

シングルレートには私以外にもTNシベリアさんがいるようなのですが負けないようにがんばっていきたいと思います。
この記事では、今期使用していた並びを紹介したく筆を執らせていただきました。
といっても目新しいのはゾロアークだけなので、ゾロアークの使用感が中心となります。

パーティの構成は以下の通りです。

一部技構成は変更していますが、シーズン4で使用したパーティのメガボーマンダの枠をゾロアークに変えた形になります。
もちもの欄を見ていただければわかる通り、メガ枠Z枠のいない致命的な欠陥構築なうえに、パーティの軸も流用なので需要はあまりないと思いますが、平たく言えば自己満足のために書きます。



みなさんはレートでゾロアークと対戦したことありますか？ 
ゾロアーク入りのパーティとマッチングしたらどんな風に選出しますか？ 

そんなことを考えながら読んでいただくと良いかと思います。

個別紹介

ゾロアーク＠こだわりスカーフ

おくびょうCS
135-x-80-172-81-172
（CS252余りD）
ナイトバースト／きあいだま／イカサマ／トリック

選出率ぶっちぎりの最下位！（6.6%）
使用感とか偉そうなこと言ってたけど使用してないじゃないか

最速にした理由はS+1のメガリザXに上からイカサマを打ちたかったから。
きあいだまの枠はカミツルギ対策の火炎放射だったのですが、なんかサザンドラとかが重いような強迫観念に襲われたので精神安定のためにきあいだまに変えました。
精神安定のためにきあいだま？？

さて、本題ですが…
「選出率が低い＝活躍していない」とは言い切れないと思います。
もともと選出率に関してはそんなに伸びないだろうと思っていて、この子の仕事は見せ合いで相手に思考の負荷をかけることと割り切っていました。

ゾロアークというポケモンは使用率で言えばマイナーですし、育成するにあたってダメージ計算等もしましたが決して性能が良いとも言えないと思います。
ただ他のマイナーポケモンと違って明らかに知名度が高いです。

しかも今作はストーリーでグラジオくんがゾロアークテロをしてくれたのでみんなゾロアークのイリュージョンを知っているはずなんです。

初手からよくわからないZ技とかでいきなり吹っ飛ばされたらつまらないじゃないですか？

だからゾロアークが出てくる可能性が高い初手にはゾロアークに弱いポケモンは置けないし、悠長な積み技も使えない。

つまり1ターンの隙ができます。

このパーティは受けであると同時にどくびしやステルスロックによる展開パーティでもあるので、この1ターンが大きいです。

はじめのうちは半信半疑でしたが、徐々にゾロアークが選出をコントロールしていることが実感できました。
良く呼ぶのはスカーフ・たすき持ちやフェアリータイプ。ねこだましやまもるを持ったポケモンで様子見というケースもありました。
こういった傾向を把握することで拾えた勝ちもいくつかあったと思います。

技構成ですが、アーゴヨンへの打点としてじんつうりきを持たせても良かったかなと思います。確定で耐えられてしまいますが、ステロと合わせれば押し込めそうです。

ヌオー＠たべのこし

ずぶといHB
201-x-150-85-87-55
(H244,B252,D12)
ねっとう／たくわえる／じこさいせい／ねむる

積みストッパーです。素の耐久は低いですが、たぶんランドロスの地震に受け出せるので
ギリギリセーフライン。
エアームドが出せないのっぴきならない事情がある際は、この子でマンダのPPを枯らす。そういう覚悟のポケモンです。

便宜上かみなりパンチもってそうなメタグロスを止めに行くことが多かったのですが、思念メタグロスが結構多くて怯まされたのが誤算と言えば誤算。
最後までくさむすびを隠されてたのは、メタグロスだけにダイゴさんって感じでした。

ドヒドイデ＠くろいヘドロ

ずぶといHD
157-x-191-73-193-55
(H252,B12,D244)
ねっとう／どくどく／どくびし／じこさいせい

特殊を受けつつ毒を撒く。物理相手に無理やり居座って火傷を入れる。
毒による削り要素をこの子に集約して、回りのポケモンの性能を相対的に上昇させる。
せっかくなので調整について一言。
ざっくり言うと特殊も見つつ物理にも居座りたい、っていう欲張り調整なんですが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉の通り、この調整だとずぶといHB、おだやかHDの両方に合計実数値で負けています。
つまり効率が悪いんです。
でもそれでもいいじゃないか。にんげんだもの。

いや、ポケモンじゃん

選出率は92％。そのうちの6割程度が先発です。

エアームド＠ゴツゴツメット

わんぱくHB
172-100-198-x-103-90
(H252,B156,D100)
のろい／ドリルくちばし／ステルスロック／はねやすめ

物理受けです。
HB：メガメタグロスのかみなりパンチ2耐えできそうな感じ
HD：Cふってないオニゴーリのフリーズドライの乱数がいい感じのライン

てっぺきではなくてのろいの理由…
エアームドじゃないときついのがメガギャラドスやメガボーマンダ。
てっぺきだと身代わりを盾に急所待ちされると思うんですが、どうなんでしょうか。

持ち物は、パーティに胞子が通っちゃてるんでゴーグルとかでも良さそうです。

ドリュウズ＠とつげきチョッキ

ようきDS
191-162-81-x-108-149
(H44,A60,B4,D180,S220)
じしん／アイアンヘッド／がんせきふうじ／つのドリル

調整はネットで検索して出てきたものを使用させていただきました。
コケコ入りや受けサイクル相手を中心に選出。
アーゴヨンの＋２大文字を耐える調整を自分で考えて努力値までは振ったのですが、Sを落としてしまうと本来の仕事がしづらくなるかなと思いそのまま据え置きにしました。

ベトベトン＠フィラのみ

ゆうかんHA

206-170-96-86-128-58
(H204,A236,B4,C4,D60)

かえんほうしゃ／どくづき／はたきおとす／おいうち

最遅ガルド抜かれ調整抜き調整。単にSを妥協したら最遅ガルドと同速になっただけです。

教え技も解禁されて炎のパンチを習得しましたが、キングシールド対策でかえんほうしゃ採用。

テテフやゲンガー入りに対して選出。

レヒレに関してもドヒドイデ＋物理受けだけだと挑発持ちへの対処が難しいので極力選出していました。

耐性や技の追加効果なんかが優秀だったので選出して腐ることは少なかったです。

まとめ

適当に突っ込んだけど、メガもZもないし1800くらい目標に…と思ってたら思ったより勝てちゃいました。

やったね。

今シーズンゾロアークを使った理由は、サブロムの旅パでゾロア（Lv29）を途中解雇してしまったことに対する贖罪的なものでした。

ただ、まさかシーズン最後まで使うとは思いませんでした。

来シーズンこそ受け回しから脱却して清く正しい構築を組みたいなぁって思います。

ここまでありがとうございました。