【S11使用構築】NoToxiCycle【最高2056最終1891】

はじめに

こんばんは、シベリアです。
「なんで夜って決めつけてるんだ?」って言われたらちょっと困っちゃいますね。


そんなことはさておきシーズン11お疲れさまでした。
個人としては、前期達成できなかったレート2000に返り咲けたので満足です。

最終日に半分眠っているような状態で潜ってしまって最終結果はあまりよくないのですが、パーティ自体はけっこう戦えると思うので、良かったら見ていってください。

よく考えたら国旗はロシアのほうが良かったのでは?

もちもの
性格・調整
技構成
メガストーン
意地hAs
バレットパンチ/しねんのずつき
れいとうパンチ/アームハンマー
たべのこし図太いHB
ねっとう/たくわえる
じこさいせい/ねむる
コオリZ穏やかHD
ねっとう/くろいきり
どくびし/じこさいせい
ゴツゴツメット腕白HB
ドリルくちばし/ステルスロック
のろい/はねやすめ
どくどくだま慎重HD
じしん/ハサミギロチン
みがわり/まもる
フィラのみ勇敢HA
かえんほうしゃ/どくづき
はたきおとす/おいうち
最高レートの画像

パーティ完成までの経緯

前シーズンは結果を出すことができずに悔しい思いをしました。
そのため、シーズン11では結果を出すために、これまで使ってきた自信のあるパーティを調整して使おうと思いました。


コンセプト

どくびしを展開+苦手なポケモンを倒した後に要塞化した受けポケモンで耐えきって勝つパーティです。
邪魔なポケモンを倒したらエアームドのろいヌオーたくわえるを積んで詰ませます。

パーティのベースは、特殊受け・展開のドヒドイデと物理受けのエアームド(主にマンダ・ギャラ対策)と積み展開に強いヌオー
ここまでだとエスパー受けができないのでアローラベトベトンを採用。ここまでが確定枠で、残り2枠。
これまで毎シーズンヒードランやギルガルドがきつかったのでグライオンを採用。
グライオンが相手のエアームドで止まるので誘って倒せそうメガメタグロスを採用してパーティが完成しました。

これまでのパーティ

これまでに使用してきたパーティの並びと構築記事へのリンクです。
今回のパーティのベースになっているので物好きな方はどうぞ。

▼ クリックで展開


今回のパーティの変更点

ドヒドイデの技構成

以前はドヒドイデが毒撒きの専門としてどくどくどくびしを両立していましたが…

①みがわりや挑発持ちが増えて、どくどくを入れたい相手に刺さらない。
くろいきりがないとウルガモス特殊メガルカリオになすすべなく負けてしまう。

といった理由でドヒドイデどくどくを諦めて、くろいきりに変えました。
その結果、毒で削るパーティなのになぜか誰もどくどくを使えなくなりました

メガメタグロスの採用

当初はメガ枠としてメガミミロップを使用していましたが、パワーが足りずに物理受けのポケモンを倒すことができませんでした。
特に相手のエアームドは一撃必殺が効かないので突破手段がありませんでした。

そこで、以前エアームドを使っていたときに勝てなかったアームハンマーを覚えたメガメタグロスを採用しました。
その他の技構成もvs受け系統のパーティを意識したものになっています。



パーティの紹介

このパーティは単に交代することで相手を受けきるというよりは、サイクル下で相手を削り、詰ませることがメインの勝ち筋になります。
そのため多くのポケモンが詰めるための筋を持っています。

…先制技+技範囲で全抜き
…たくわえる+眠るで要塞化
…くろいきり+じこさいせい(+熱湯火傷)で突破不能に
…物理相手に鈍い積みで全抜き
…まもみがで有効打のPP枯らしてギロチン連打
こだわりエスパータイプの墓場

ちょっとベトベトンとか無理あるんですけどこんな感じです。
実際は単体だけでなくグライドヒドの無限ループとかまあいろいろあります。

パーティ内の誰かの一貫をつくるという点では対面や積みの攻撃的なパーティとやっていることは同じなのかなーと思ってます。

各ポケモンの紹介

メタグロス

実数値 :171-210-170-x-130-153(メガ後)
努力値 :H124,A204,S180
せいかく:いじっぱり
とくせい:クリアボディ→かたいツメ
もちもの:メタグロスナイト
技構成 :バレットパンチ/しねんのずつき/アームハンマー/れいとうパンチ

受けポケモンを倒すことができるポテンシャルを持ったアタッカーとして火力を求めて意地っ張りで採用。
…しましたが、エアームドアームハンマーで倒すのは無理があったり(自分のエアームドはB振り切ってない+鉄壁がないので辛かっただけ)、早いグライオンが抜けてなかったりして問題が多いです。
調整はボックスにいた個体を使用したのでよくわかりません。

パーティ全体として霊獣ボルトロスガブリアスカミツルギ等の積みアタッカーに弱かったのでそこらへんの上を取れる陽気最速の方がバランスが良さそうです。
受け系統の対策は別でやるべきでしょうね。

バレットパンチはあるとオニゴーリに強くなるという噂を信じて採用しました。
サイクルで削り切れなかった相手を倒すことができるので、そこから全抜きできたりしてとても便利でした。
ただ、肝心のオニゴーリなんですが、よく受け出し際に零度を当てられて30%くらいしか勝てませんでした。
ほんとうは30%でしか勝てないのは相手の側のはずなんですけどね。おかしいですね。

選出率は6位。このポケモンを活かせなかったのはトレーナーとしての実力の問題だと思います。
次に使う機会があれば、補完ではなく軸として採用してリベンジしたいです。

ヌオー

実数値 :201-x-150-85-87-55
努力値 :H244,B252,D12(※D12→C4,D4,S4推奨)
せいかく:ずぶとい
とくせい:てんねん
もちもの:たべのこし
技構成 :ねっとう/たくわえる/じこさいせい/ねむる

選出率2位。このパーティの積みエースです。このポケモンを倒せないようにして毒や火傷で削ったり、PPを枯らしたりします。
積んでくるバシャーモランドロスに対応する必要があり選出率は上昇傾向でしたが、役割対象であったボルトロス草結び持ちが増えた(気がする)ので選出時の勝率が下がりました

数値的には頼りないポケモンなので、ヌオーを見せてからの2サイクル目以降に備えたHP管理が難しいです。

ねむるは終盤の詰めに使います。ヌオーの対策をどくどくに頼っているパーティやムーブに特に刺さります。
(ムーブ…わざわざランドロスに引いて毒を入れにきたりするのでたくわえるを積むタイミングを作りやすく、積んでから眠れる)

食べ残しは長期戦で力を発揮します。素だと乱数2発の攻撃も多いので、確定数ずらし?もできます。積んで居座る時だけでなく、ステロダメージ(半減)を帳消しすることができるのでサイクル下でも便利です。まきびしはやめて。

ちなみに140試合くらい出てそのうち先発したのは3試合でした。

ドヒドイデ

実数値 :157-x-179-73-206-55
努力値 :H252,B52,D204
せいかく:おだやか
とくせい:さいせいりょく
もちもの:コオリZ
技構成 :ねっとう/どくびし/くろいきり/じこさいせい

選出率1位です。以前のパーティでは90%を超えることもありましたが、今回はヌオーとほぼ横並びの75%程度でした。
今期はありとあらゆるところから挑発が飛んできて比較的動かしづらかったです。

調整はウルガモスの+1サイキネZ耐え。耐えたからなんだという感じなのでB方面から調整するなり、HDに振り切ってしまうなりしたほうが良いかと思います。
コオリZは今期のトレンドだったような気がするので私が今更言うこともありませんが、挑発に対して一回切り返し&回復ができたりトリック対策にもなって便利です。穏やかD振りの耐久のおかげでトリックしてきそうなロトムラティアスに様子見で後出しできるのがGood

どくどく切る前は多少面倒になる程度で困ることもないだろうと思ってましたが、実際に回してみると浮いているポケモン全般が重くなりました。それぐらいわかれよバカ…
パーティ全体で切れる技がほぼなかったのでそのままやってましたが、うーん

エアームド

実数値 :172-100-198-x-103-90
努力値 :H252,B156,D100
せいかく:わんぱく
とくせい:がんじょう
もちもの:ゴツゴツメット
技構成 :ドリルくちばし/のろい/はねやすめ/ステルスロック

選出率は4位。元々はメインの物理受け(ヌオーが補完枠)だったのですが、もう誰が積み→Zで崩してくるのかわからないような環境になってしまって主客が転倒しました。
ヌオーでの受けが難しいメガボーマンダメガギャラドスキノガッサに対して強い補完枠です。
今期のはじめは、マンダギャラとかポリゴン2でええやんと思ってポリ2を使っていましたが、カバマンダ等にうまいことやられてしまったりしたので、相手から此方の勝ち筋が見えづらいエアームドに戻しました。ガッサのことは忘れてました。
のろいは耐久を上げながらボーマンダの身代わりを割れるようになったり、そのまま積み切って確2をとったりできます。6積みでクレセリアでさえ押し切ったことがあるのでそういう勝ち筋も取れるのですがなかなか余裕がありません。

今期はありとあらゆるところから挑発が飛んできて比較的動かしづらかったです。
さらに選出されるランドロスの3分の1くらいがつるぎのまい+うちおとすとかだったので出せなくなって役割対象を1つ失いました。(のこりの3分の2は初手にステロ撒くASのやつです)
そして終盤には(受け系のパーティが多く結果を出したこともあってか)両刀や特殊のボーマンダがとても増え(たように感じ)、残念な感じになりました。
ポリゴン2に戻そうにもこれまた増えたガッサに対して無力になってしまう。かといってこのポケモンで剣舞ガッサにぜったい勝てるわけではない。なにこれ詰んでるやん。
最終的に頑丈を盾にゴツメで削りをいれたりステロを撒いたり再生力を2回発動させるための機械になり下がりました。

技構成に関してですが、当初オニゴーリやらなんやらが重いので無理やりどくびしを踏ませるために吹き飛ばしを使っていましたが、その後メタグロスが入って一応のオニゴーリ対策ができたのでステルスロックに戻しました。なお勝率

やりたいことはドリくちのろい羽休めでだいたい事足りるので、この枠になんか変なの入れたら良かったかもしれません。
というか切れる技あったじゃんっていうアレ。「パーティ全体で切れる技がほぼなかった」とは何だったのか。

グライオン

実数値 :177-115-150-x-139-115
努力値 :H228,B44,D252
せいかく:しんちょう
とくせい:ポイズンヒール
もちもの:どくどくだま
技構成 :まもる/みがわり/じしん/ハサミギロチン

ふつうのHDグライオンヒードランギルガルドに強くて、とりあえずカプ・コケコに有利。

この並びでグライオンを採用するのはS6以来2度目ですが、その時は慎重なのにH実数値169しかない謎の岩封グライオンでした。

このギロチングライはS9のパーティに入っていた個体の流用で、その時はギロチンを撃つ機械だったのですが、今期は初手からガンガン地震を撃っていました。
コケコメガゲンガーを地震1回で倒せないウルトラちょい残しマンですが、裏のグロスバレパンとの相性はとても良かったです。
この組み合わせのおかげでギロチンへの依存度を下げられたと思います。

ちなみに他の技ですが…
まもるは必要ですが、基本的に弱い技なのであまり押さないように気を付けました。
身代わりは積極的に押していたのですが、パーティにまひも毒もないのでなかなかHP管理が難しかったです。
ギロチンは、ドヒドやヌオーに添えている時は使いますが、グロスと組ませる際は削りを優先して地震を押していきます。

このポケモンは技構成がどうというよりは、存在自体が強い類のポケモンなので、なんというか適当にやってても強いです。
その代わり、とても起点になりやすいので難しかったです。
安易に交代されないようになんの脈絡もないギロチンをはさんだりして牽制していました。
ただし、このパーティでは裏にヌオーやドヒドイデ、エアームドといった積みに対する対応がきくポケモンが多いので相性は何かと良いです。

選出率は4位ですが、選出時の勝率は1位でした。

ベトベトン 

実数値:206-170-96-86-128-58 ※S妥協。
努力値:H204,A236,B4,C4,D60
せいかく:ゆうかん
とくせい:くいしんぼう
もちもの:フィラのみ
技構成:かえんほうしゃ/どくづき/はたきおとす/おいうち

燃えるゴミ。選出率5位。
個人的にテテフ受けとして最も信頼しているポケモンです。
ギルガルドなども使ったこともありますが、フィールド眼鏡サイキネは半減受けではどうすることもできません。交換読みや釣り交換を絡められると一瞬でサイクル崩壊するので、無効化できることがとても大切です。
眼鏡ムーンフォース確定2発ですが、メガネであることが容易に特定できるのでドヒドイデに引いてどくびしで展開できます。
ただ、こんなにたくさん書いたんですが、今回のパーティメタグロスがいたのでテテフはそんなに出てきませんでした。

加えておいうちを覚えているのでサイクルの天敵メガゲンガーにも強いです。メガしてないゲンガーと対面した際にははたきおとすから入ることが多いです。そのまま引かれても次サイクルはかげふみ発動しませんし、その後のおいうちが通りやすい気がします。

以前はメガゲンガー+テテフといった組み合わせで、ゲンガー道連れされてテテフを通される(役割集中される)ことがありましたが、このパーティではたいあり裏グロスって感じです。

さらに、もう一つの重要な役割がカミツルギを燃やすことです。このパーティにおける数少ないカミツルギの処理ルートです。(ただし相手依存)
初手の偶発対面やどくづきへの受け出し後…相手のカミツルギはレート帯関係なくほぼつるぎのまいを積んできます。(リサイクルを警戒して叩いてくることもありますが、いずれにしても生存できます。)このターンにかえんほうしゃでワンパン余裕でした。
無振りのツルギはA特化ベトンのほのおのパンチは乱数で耐えますが、火炎放射だとベトンが無振りでも落ちます。ふしぎ。
相手のフェアリーが毒技読みでツルギに引いた後、上記の展開に持ち込めるとベトン1匹で2体持っていけるのでそれだけでほぼ試合を決められます。

それ以外だとパーティで重いジャローダ挑発を覚えているカプ・レヒレゲッコウガなどと比較的有利に戦えます。ただいっぺんに全部を見るのはきついのでうまく役割を分散させないといけないですね。

シーズン6に育てた個体をずーっと使ってるのでリサイクルを覚えていませんが、長期戦を仕掛けるには心許ない耐久なのでフルアタ構成で良かったと思います。
ちょっと話の本筋とは外れますが、今後はこういうタイプの受け出しから行動保証があるポケモンを中心に圧力をかけて後続の一貫を作るようなパーティを組んでみたいですね。

選出や立ち回り

基本選出は特に考えません。必要な枠→便利な枠という順番で選出します。

便利な枠は例えばヒードランに対するグライオンみたいな感じです。
ヌオーやドヒドイデ、削れていればメタグロスでも勝てるかもしれないけど…グライオンなら余裕。みたいに必ずしも必要じゃないけど刺さってる枠といったイメージです。

ここでは特に選出を縛られるポケモンに関して記載しておきます。

ボーマンダ→エアームド(+ドヒドイデ)
物理竜舞身代わり型と特殊を両方見るためにこうなります。2枠使えない場合はヌオー単騎。
ギャラドス→エアームド
メガシンカすると型破りでヌオーが腐るのでエアームドでしか見れません。どうしようもないときはグロスが対面からアムハン撃ちます。
リザードン→ドヒドイデ+ヌオー
Y対策とX対策の両選出。加えてステロ撒けてスリップ稼げるエアームドも欲しい。ちなみにヌオーではリザXのげきりんは受かりません。
ボルトロス→ヌオー(+ドヒドイデ)
きあいだまのZ技などを考慮するとドヒドイデを絡めて誤魔化したい相手です。
ゲンガー→ベトベトン(グライオン+メタグロス)
基本的にはベトベトンを選出しますが、とんぼがえりランドロスと組んでいる場合は対応が難しいので双方とそこそこ戦えるグライオンを出すことがありました。
カプ・コケコ→グライオン(+ヌオー+ドヒドイデ)
基本はグライで対応しますが、瞑想めざ氷はヌオー、メガネめざ氷はドヒドイデバックなど単体で対応できないケースがしばしばあるので選出にかなり干渉してきます。
キノガッサ→エアームド(orメタグロス)
エアームドでしか対応できないので選出確定です。ただエアームドでも対応できるかどうか微妙です。エアームドがどう考えても腐っているときなどは対面からグロス思念怯み冷パン凍り最速起きバレットパンチなどを駆使して突破を試みます。
(9/10追記)
ポリゴンZ→メタグロス+ヌオー
ウルトラダッシュアタック型とZテクスチャー型で対応が違うので2体の選出を強要されます。ノーマルZで攻撃してきたり悪巧みを積む型はメタグロスで一回受けて返しのアームハンマーで倒します。Zテクスチャーで能力を上げてくる場合大体でんきタイプに変化するので、適応力も能力アップも無視できるヌオーで止まります。Zテクスチャーは積まれた後からでもヌオー引きが成立するのでZを打ち分けできることはあまり問題にならず、とりあえずメタグロスに引いておけばよいと思います。なぜかみんな居座ってくれたので助かりました。


他にも何か思いついたら追記します。
こいつどうやって処理してた?みたいな質問にも極力お答えしたいと思います。

まとめ

長い。

大して結果も出してないのに余計な事あれこれ書きすぎましたねー

来期はもっと短くてスタイリッシュな構築記事を書けるように頑張りたいと思います。

パーティのことで言うと、試合も長かった。ただでさえ決定力ないのにどくどくもないって修行かなにかかと…

今期のパーティは「受け:攻め」の比率で言うと2:8か3:7くらいで受け寄りだと思うんですけど、せめて5:5できれば7:3とかを目指したいです。
どうせ受からない相手は受からないと思うので、受けを最低限まで圧縮して攻撃や崩しができるメンバーを揃えるほうが強いかなと。

そして最後に、S9、S10と続けて反省点に挙がっていた早寝早起きについて…
S11でも前期の自分からの警告を活かせず、夜更かししてレートを溶かすという最悪の形でシーズンを終えました。
エアームドもガッサの前で最長眠り引くし、やっぱりトレーナーがちゃんとしないとポケモンもついてきてくれませんね。

ということで来期こそ早寝早起きができるように睡眠に関する記事などを読んで対策していきたいと思います。
さっそく本を買ってきたよ


ここまで読んでくださった方はありがとうございます。何かのお役に立てれば幸いです。

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